Daiichi―TVに来て、今月で1年経ちました。もしかしたら、これまでの人生で一番時間が経つのが速く感じた1年かもしれません。

そのくらい、自分の人生の中で色濃く残るたくさんの経験をさせてもらったチャレンジの年でした。

 振り返ってみると、この1年間でずっと続けていることがあります。それは「社食の写真を撮ること」。とにかく食べることが大好きな私は、普段からご飯の写真をよく撮っています。そして「これ、美味しかったな~」と一人で見返す時間が好きです。

 大学を卒業して一人暮らしになってから、母の作ったご飯を食べることがなくなり、自分で作るものの何となくさみしさを感じていたので、社食でご飯を食べられるのが余計にうれしかったからです。

 Daiichi―TVの食堂「セピア」の方たちが作ってくれるご飯は毎日メニューが変わり、美味しいのはもちろんですが、食堂の方たちの「お疲れ様!」というあいさつと笑顔にいつも元気をもらっています。それと、食堂のおかげでしょうか、この1年間は風邪もほとんどひかず健康に過ごせました。やっぱり、食は体を作っていますね。そんなふうに、周りの方々のやさしさにたくさん触れた1年でした。

 そして、私にとって写真は、その時の感情を冷凍保存して、見返すと瞬間解凍してくれるような存在。また数年後に写真を見返した時、美味しかったという感想と一緒に、温かい気持ちになれたらいいなと思います。

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