OSK日本歌劇団の翼和希が22日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた「レビュー 夏のおどり」(26日千秋楽)の開幕前に千咲(ちさき)えみと取材に応じた。

 2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」でも知られる翼は昨秋、トップスターに就任し、「OSKの歴史をつないでいく一人として責任を感じています。

もっとOSKを知ってもらいたい」と決意を語った。同期の娘役トップスター・千咲への信頼は厚く「いつも支えてもらっています。言葉を交わさずとも分かり合える」と明かした。

 千咲は「プレッシャーや責任は力になる。立場をいただいて、自分の活力になっているなと感じます。歴史あるOSKを大事にしていきたい」と力を込めた。

 公演は2部構成で、第1部は花柳寿楽の構成・演出・振り付けによる和物レビューショー「翔~Fly High~」を上演。翼による「下駄ップ」が見逃せない。第2部は中村一徳が作・演出を手掛ける洋物レビューショー「The Legendary!」を上演。新時代の誕生を祝う情熱な幕開けから、心の絆がつながるコーラス場面、OSKならではの群舞など華やかな演目に仕上がっている。

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