今年でデビュー30周年を迎える演歌歌手の水森かおりが22日、石川・輪島市でミニライブを開催した。

 能登半島地震が起きた昨年から現地を何度も訪れ、復興支援に努めてきた。

その縁で、夏を彩る「輪島大祭」(22~25日)の前夜祭ゲストとして出演。2008年のNHK紅白歌合戦でも披露したご当地ソング「輪島朝市」をはじめ、代表曲「鳥取砂丘」や新曲「大阪恋しずく」など5曲を披露。被災地を元気づけた。

 ライブ前には、自身の歌の舞台でもある輪島朝市の店主たちを激励。「皆さんがすてきな笑顔で『来てくれてありがとう!』と言ってくださり、逆にこちらが元気をいただきました」とほほえんだ。

 「輪島朝市」の歌碑を前にして「これからも皆さんと一緒に前を向いていく一人でありたい」と語った水森は、仮設住宅で暮らす被災者とも交流。「これからも皆さんに『元気になった』とか『明日からまた頑張ろう』と思っていただけるよう少しでもお役に立てたらうれしいです」とした。

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