24日の新潟5R・2歳新馬戦(芝2000メートル)は、11番人気のコスモエルヴァル(牡、美浦・黒岩厩舎)が最後の直線で力強く抜け出して勝利。騎乗した原優介騎手(25)=美浦・青木厩舎=はJRA通算100勝を達成した。

 道中は中団に構え、最後までパワフルに末脚を伸ばし半馬身差をつけて、低評価を覆した。原は「返し馬で制御が利かなかったけど、乗った感じより切れ味がありました」とダノンバラード産駒を評価した。

 鞍上は6月22日に通算98勝として以来、約2か月間勝ち星から見放されていたが一転、4、5Rを連勝してメモリアルVを決めた。師匠の小桧山元調教師も現地で観戦し、勝利を祝福。その姿を新潟2Rのパドックで確認したという原は「きょう達成できる」と予感めいたものがあったという。「デビュー6年目でようやく100勝できたので、3年以内で、もう100勝したい」と力強く宣言した。

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