◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 井上尚弥―ムロジョン・アフマダリエフ(9月14日、IGアリーナ)

 9月14日にWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=との防衛戦に臨む世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=が25日、横浜市の所属ジムで元WBA&IBF世界同級統一王者マーロン・タパレス(33)=フィリピン=とのスパーリングを終了した。所属ジムの大橋秀行会長(60)が報告した。

 大橋会長は「マーロンタパレスとのスパーリングが本日で終わりました 一カ月以上滞在してスパーリングパートナーを務めてもらい素晴らしい練習が出来ました マーロンタパレス、マネージャーに感謝します 最高の練習が出来ました」とコメントした。

 井上は「キャリア最大の強敵」と警戒するアフマダリエフとの対戦に備え、23年4月にアフマダリエフを判定で下してWBA・IBF同級王者となったタパレスをスパーリングパートナーとして招聘。井上自身も23年12月に4団体王座統一戦で対戦し10回KOで下した“戦友”と、7月24日からスパーリングを重ねた。今月21日には、タパレスと東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士(30)=帝拳=と各5ラウンドずつ、計10ラウンドのスパーリングも行っていた。

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