◆バレーボール世界選手権 第4日(25日、タイ・バンコクほか)
1次リーグが行われ、H組で世界ランク4位の日本は同17位のウクライナと対戦。第1セットは石川真佑主将、19歳の秋本美空、世界バレー初先発の佐藤淑乃、セッター関菜々巳、ミドルブロッカー島村春世、宮部藍梨が先発した。
0―1から佐藤のスパイクでチーム初得点を挙げると、16―18から秋本がライトから強打を決めた。日本は24―22で先にセットポイントを握ったが、石川のスパイクがブロックされるなど、24―24と追いつかれた。相手のサーブミスで25―24と二度目のセットポイントを握ったが、25―26から石川のスパイクがまたしてもブロックされて、第1セットを先取された。
第2セットも勢いそのまま序盤からウクライナが得点を重ねる。日本の9―11からは、日本のスパイクがことごとくブロックされ、5連続失点で一気に点差をつけられた。9―16の場面でネーションズリーグ日本人得点ランク1位の和田由紀子、セッター中川つかさを投入し、14―22から4連続得点を挙げたが、セット終盤、日本はウクライナの攻撃を止められず、2セットを連取され、後がなくなった。