◆バレーボール世界選手権 第4日(25日、タイ・バンコクほか)

 1次リーグが行われ、H組で世界ランク4位の日本は同17位のウクライナと対戦し、0―2から大逆転勝利を収めた。開幕2連勝で組の上位2チームが進む決勝トーナメント(T)に向けて大きく前進した。

 0―2の第3セット(S)から2Sを取り返して、2―2で臨んだ最終S。最後は日本がブロック得点で逆転勝利を決めた。主将の石川真佑は「フルセットでしたが、まずは勝つことができてよかった」と安堵(あんど)の表情で振り返った。

 日本時間の同日午後10時半開始のセルビア―カメルーン戦の結果次第で日本の決勝T進出が確定する。1次リーグ最終第3戦は27日に18年、前回22年大会2連覇のセルビアに挑む。石川は「出だしが大事だと思っていた。明日は準備があるので、もう一回リセットして、セルビア戦ではもう一度いい入りができるように頑張りたい」と力を込めた。

 ◆女子のバレーボール世界選手権 1952年に初開催され、日本は60年大会から参加し、準優勝。優勝は3度(62、67、74年)。3年ぶりの開催で、これまでは4年に1度行われてきたが、今年から隔年開催。32チームがA~Hの8組に分かれて、総当たりの1次リーグ(L)を行い、各組上位2チームがノックアウト方式で行われる決勝トーナメント(T)に進む。決勝T1回戦は29日~9月1日、同3~4日に準々決勝、同6日に準決勝、同7日に決勝を行う。

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