テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は26日、機械製造会社「大川原化工機」を巡る冤罪(えんざい)事件で警視庁と検察の幹部が25日、保釈が認められず被告の立場のまま72歳で亡くなった同社元顧問相嶋静夫さんの遺族に謝罪したことを報じた。
元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、「私がこの報道の現場に最初に配属されて事件取材に行く時に先輩にまず言われたことが『警察を疑え』だったんですよね」と切り出し「一般の人からすれば警察は、正しいことをやっている、正義を実現しているっていうふうに思ってらっしゃると思うんだけども。
続けて「だから本当に警察がやっていることが正しいのか。我々は疑わなきゃいけないんだというのを真っ先にたたき込まれるんですね」と解説した。
さらに保釈請求について「法律では、保釈請求があったら、これを許さなければいけない…原則保釈なんです。でも原則に反する何らかの事情があるときは裁判所は保釈は認めないというのがあるんです」と解説し相嶋さんの保釈請求が認められなかったことに「おかしいんですよ。だって、結果としてえん罪だったんだから」とし「裁判所として何でこういうことが起きたのか。きっちりやってほしい」と提言した。