◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ プロアマ戦(27日、福岡・芥屋GC=7293ヤード、パー72)

 ツアー20勝の石川遼(カシオ)は27日、プロアマ戦後に取材に応じ、16年大会以来の優勝へ意気込みを語った。

 気温35度に迫る酷暑の中、夏場の大会で着用が承認されている短パン姿でプレー。

プロアマ戦はタレントの石原良純とラウンドした。石原は「リョウ・イシカワとズミ・イシハラの戦い! いや、チーム戦ですね」とノリノリ。同伴競技者へ惜しみなくスイングのアドバイスを行ったそうで、石川は「めちゃくちゃ楽しかったです」と声を弾ませた。

 前週のISPSハンダ夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメントは初日で首位発進。2日目以降はスコアを伸ばせず、37位で終えたが「途中から悪くなったわけじゃない。細かいちょっとしたミスが出てる」と自己分析した。今大会は16年に優勝。後半に悪天候で約3時間中断し「リードして中断して、その時間は長かった記憶がある」と振り返り、「いいイメージがある。また優勝争いに加われればいいなと思う」と9年ぶりの優勝を見据えた。

 また、国内メジャーの日本オープン(10月16~19日、栃木・日光CC)の優勝者に、26年の海外メジャー・マスターズ(米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)の出場権が新たに付与されることが26日、同大会の主催者から発表された。

 09~13年に同大会に出場経験がある石川は「非常にビックリしました。いいニュースだと思います」と歓迎。

「世界中にゴルフのツアーはあるし、グローバルな中で各ツアーのレベルアップや活性化に与える影響は大きい。日本ツアーからたくさんの選手が世界に出てるし、日本より上のツアーで戦ってる選手が多くなってる。これからもっと増えていくと思うし、日本のツアーの価値を高めてくれる影響もある。これから先、日本ツアーはもっと盛り上がると思う」と期待を寄せた。

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