2022年10月に交通事故に遭い死去したザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81)の妻で歌手の三代純歌が、事実に反する報道で名誉を傷つけられたとして、「週刊女性」の発行元「主婦と生活社」に1650万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が29日、東京地裁で開かれ、三代が証人として初弁論。一部記事の内容を否定した。
午前10時30分、左手薬指に仲本さんからもらった婚約指輪をはめた三代は、神妙な顔つきで法廷に現れた。争点は22年11月1日に発売された同誌で、加藤茶が三代に対し、「とんでもない女だ」と怒りをあらわにしたと報じた点。三代は事故当日に見舞いに駆けつけた加藤の様子について「仲本さんをすごく心配し、終始沈黙でした。『今日は来てくださって、ありがとうございます』と言うと、こっくりとうなずいていました」と証言。叱責(しっせき)されたかという質問にも「全くないです」と声を大にした。
また、事故当日の病院での服装を「胸元が大きく開いたシースルーの服に、ひざ上までのミニスカート」と報じられた件に対しても「着ていません」と否定。続けて「(服を)選べる状況ではありません。朝着た服のまま行きました。女性警察官から『まず行きましょう』と言われ、慌てて行きました」と話した。
同誌の報道以後、仕事は激減したという。Face bookに「仲本さんの笑顔を返してください」というコメントも届き、不動産の契約も断られたと明かした。「週刊誌はものすごい力がある。
裁判長から和解勧告を受けたが、閉廷後に取材に応じた三代は「するつもりはない。和解はありえない」と首を横に振った。