TBS系「日曜日の初耳学」(日曜・午後10時)が31日に放送され、俳優・織田裕二の“ガチ”すぎる一面が明かされた。

 インタビュー企画に登場した織田は、大ヒットしたフジテレビ系ドラマ「振り返れば奴がいる」の思い出を回顧。

撮影直前に設定がアイスホッケーの実業団から医療ドラマに変更され、女性主役のドラマ全盛時とあって「これ外したら、もう二度と男性主役のドラマがなっちゃうんじゃないかっていう恐怖感があった」というプレッシャーがかかっていたことも語られた。

 サプライズで同作で共演した石黒賢が登場。インタビュアーの林修氏に「カメラテスト一発目から本気で芝居されるって」と聞かれ、織田は「そんなことは…」と否定しようとしたところ、石黒は「全然ありますよ」とかぶせ気味に話し出した。

 胸ぐらをつかまれるシーンでは、リハーサル段階から織田が本気すぎるあまり、石黒が着ているシャツのボタンが毎回のようにはじけ飛んだ。最終回、織田の手術を受けて回復したはずの石黒が急変して死亡してしまうシーンでは、織田が全力の心臓マッサージを敢行。石黒は織田が手加減しないことを想定しタオルを数枚胸元に仕込んでいたが「本番はこんなもんじゃないだろう」と覚悟。タオルを増量して臨むも両拳で胸を殴りつけるようにされて「本当に死ぬかと思った」と笑いながら振り返った。

 熱演もあってドラマは大ヒット。「織田くんの熱情が作品に投影されるものだなと思うし、丸くなってほしくないなと思う」と話す石黒に対し、織田は「いや、もう持たない。今はもう巻くことが命だから」と返して笑わせた。

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