◆明治安田J1リーグ▽第28節 清水1―1鹿島(31日・アイスタ)
鹿島は清水と1―1で引き分け、敵地での一戦は勝ち点1の獲得にとどまった。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【5・5】知念、三竿コンビの先発“解禁”もカンフル剤にならず。猛攻の後半も1点止まり。勝てた試合
GK早川友基【6・0】1失点こそしたが、あの手この手でセーブ連発。代表GKの貫禄を示し、いざ米国へ
DF小池龍太【6・0】失点シーンはマークの受け渡しが悔やまれるが、後半の右サイドは常にホットゾーンに
DF植田直通【6・0】打点の高いヘッドで意地の同点ゴールも、先制点献上が重くのしかかる
DFキムテヒョン【6・0】数的同数の守備でも動じず。ミドルは惜しくも外れたが、今後もどんどん振り抜いてほしいと思える一撃
DF小川諒也【5・0】オフサイドが取れず、失点に直結。攻め込んでいた時間帯に痛恨
MF三竿健斗【5・5】もっとパス成功率が下がっても全然いいので、前方へのパス数をもっと。知念と組む際はなおさら
MF知念慶【5・5】短所も出ないが持ち味も出ず、ゴール前以外はこじんまり。もっとボランチが尖りたい試合展開だった
MFチャヴリッチ【4・5】下を向いていては、来るボールも来ない。ポポヴィッチ監督とのバチバチ時のように、こんちくしょーの思いをゴールやアシストに繋げなければ
MFエウベル【5・5】ボールの預けどころとして機能。チャンスクリエイト能力を発揮。もう1、2メートル前でそれができればもっと驚異に
FW鈴木優磨【5・5】体を張ってボールを収め、決定的シュートも放ったが得点関与はならず
FWレオセアラ【5・0】チームとしての前進中に、どこでどうやって絡むかというところで判断ミスが多く発生
MF松村優太【6・0】後半開始時IN。打開の選択肢が複数あり、相手を押し込むことに成功。
MF舩橋佑【6・0】後半27分IN。CKでアシストマーク。押せ押せの時間帯での能力は、やはり高い
DF溝口修平【5・5】後半27分IN。強度不足が露呈。強度の土俵で戦ってしまったとも言える
FW田川亨介【6・0】後半27分IN。抜け出し→シュートは決まらずも、このプレーで得たCKが同点ゴールにつながる
DF濃野公人【―】後半41分IN。出場時間短く採点なし
今村義朗主審【5・5】笛を1度口に持っていってからのキャンセルは、優柔不断に映るので印象が良くない。「今のよく見えてたな」が多いレフェリーだけに勿体ない
※平均は5・5~6・0点(採点・岡島 智哉)