宝塚歌劇111周年記念式典「One and only きらめきの、その先へ―。」が1日、兵庫・宝塚市の宝塚大劇場で行われ、現役生、音楽学校生を含めた254人が出演した。

 宝塚歌劇団OGの34期から104期の約1100人、宝塚友の会会員や、招待客約600人の計1700人が見守る中、記念口上を月組トップコンビの鳳月杏、天紫珠李、星組トップコンビの暁千星、詩ちづる、宙組トップコンビの桜木みなと、春乃さくらが黒の紋付きに緑の袴(はかま)姿で行った。

3組のトップは「111周年を迎えました今年も、それぞれの組が新しい歴史の始まりとして真摯(しんし)に公演に取り組んでおります」とあいさつ。これまでの感謝と今後の精進を誓い「今後とも宝塚歌劇をよろしくお願いいたします」と声をそろえ、大きな拍手が送られた。

 専科、星組、宙組生による記念奉舞のあと、音楽学校生が歌唱を披露。記念映像も上映された。専科、花組、星組、宙組生による「タカラジェンヌに栄光あれ」「Exciter!!」「ル・ポァゾン 愛の媚薬」「Music Revolution!」「心の翼」「Killer Rouge」「シトラスの風」「パレード・タカラヅカ」の宝塚メドレーが歌われた。

 最後には総勢173人による「フォーエバータカラヅカ」で華やかに締めくくった。

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