俳優の高杉真宙が1日、都内でWOWOWドラマ「夜の道標―ある容疑者を巡る記録―」(14日放送・配信スタート、日曜・後10時)の完成報告会に吉岡秀隆とともに登壇した。

 173回芥川賞にもノミネートされた作家・芦沢央氏の「夜の道標」(中公文庫刊)が原作。

殺人事件に隠された真実に迫る社会派ミステリーとなっている。若手刑事・大矢啓吾役を演じる高杉は「刑事に憧れて、やっとなれたので正義感があふれるばかりに空回ってしまう。そういう役をやらせていただきました」と自身の役柄について語った。

 初めて台本を読んだときの印象を聞かれ、悩んでいると、吉岡が「セリフ多いなと思ったでしょ」と代弁。高杉も「それはちょっとだけ…」と本音を漏らし、「これは、今すぐ覚え始めようとおもいました」と撮影前の苦労を明かした。

 今作を通じて伝えたいことを聞かれると「自分が抱いた正しさが大多数なのかがすごく気になった。だからこそ多くの人の声が聞きたい。見てもらえたら、全てわかるのかなと思っています。楽しんでください」と締めくくった。

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