陸上男子走り幅跳びの橋岡優輝(富士通)が2日、宮崎・都城市で合宿を公開した。この日、13日開幕の東京世界陸上代表に内定。
21年東京五輪で6位に入った橋岡は、世界選手権では19年8位、22年10位、23年は予選落ち。昨夏パリ五輪も予選落ちと、この夏での雪辱を誓う。「ここ数年は予選すら突破できない、まったくよくない状況が続いている」としつつ「自分の中でも体がまとまってきた。そういった感覚がある」。母国開催での大舞台に「自信はあるので。積み上げたものを出し切れるように、予選から全力でやれたら」と、闘志を燃やす。
大会直前の合宿は、拠点が同じ男子短距離のサニブラウン・ハキーム(東レ)に誘われ初めて訪れたという宮崎で敢行。1週間の最終調整となるが「周りの方が集中できる環境を作ってくださっている」と、充実の表情を浮かべる。橋岡は「ここからモチベーションを上げて、1週間後にピーキングできるように集中してやりたい」と意気込んだ。