大相撲の東前頭筆頭で夏巡業を途中休場した40歳・玉鷲(片男波)が2日、秋場所(14日初日・両国国技館)出場へ意欲を示した。両国国技館で健康診断を受診後に取材に応じ、この日から軽めに稽古を再開したと説明。
歴代1位の初土俵から1718回連続出場を誇る“鉄人”は、「変形性腰椎症、急性腰痛症」の診断書を提出し、8月20日の青森市での夏巡業から休場していた。
玉鷲によると、巡業中に痛みが増し、取組前の土俵入りも難しい状態だったという。「ぎっくり腰もあったけど、左足が立っても痛くて、ちょっと我慢できなかった。最初の1週間ぐらいゴロゴロしていた」。患部の現在の状態は「だいぶマシになった」と明かした。