バレーボール男子日本代表は2日、東京・有明アリーナで世界選手権(9月12日開幕、フィリピン・マニラ)に向け、ブルガリアと壮行試合を行った。

 第1、2セットを連取し、勢いに乗る日本は序盤から石川祐希(ペルージャ)がスパイクを決め、宮浦健人(名古屋)がサービスエースなど、会場を沸かせた。

中盤はもつれる展開となったが、宮浦のスパイク、高橋藍(サントリー)のバックアタックなどにファンから大歓声が送られた。15―12からは小川智大(サントリー)が懸命にボールを拾い、佐藤駿一郎(名古屋)がスパイクを決め、執念で1点をつかんだ。

 藍がレフトからスパイクを決め20点に乗せると、勢いそのままにマッチポイントを奪った。最後は相手のサーブミスで25―20とストレート勝ちを納めた。

 ブルガリアとの壮行試合は3日も同会場で行われ、6、7日にはイタリアと千葉・ららアリーナで対戦する

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