◆バレーボール男子 世界選手権壮行試合(2日、東京・有明アリーナ)
バレーボール男子日本代表は2日、東京・有明アリーナで世界選手権(9月12日開幕、フィリピン・マニラ)に向け、ブルガリアとの壮行試合を行い、3―0で勝利した。第4セット(S)まで行われ、25―15と制し4―0とした。
主将の石川祐希(ペルージャ)は第3Sまで出場し、2本のサービスエースを含むチーム3位の11得点をマーク。ネーションズリーグ千葉大会(7月16~21日)後、右太もも裏の肉離れを起こしていたが、問題なくプレー。「久しぶりの試合だったが、悪くなかった。ブロックディフェンスでは(合宿の)成果が出ていた」とうなずいた。
高い打点からスパイクを打つ相手にも、チームで強化したディフェンス面が生きたという。「ブロックの締めるところ、開けるところが少しずつ明確にできた」。ネーションリーグで課題に挙がったセンターを使った攻撃に関しても、「使っていると思っているので、それが点になった、なってない、合ってるか合ってないかは置いておいて、真ん中を増やすところはチームとして課題を持ってやっている。それが形になっている」と振り返った。