J1町田は11日、オーストラリア1部ウェスタンUのDF今井智基(34)を完全移籍で獲得することを発表した。今井はクラブを通じて「オーストラリアのWestern Unitedでの貴重な経験を活かし、チームの勝利に貢献できるよう全力を尽くします。

FC町田ゼルビアのファン・サポーターの皆さまと共に戦えることを心から楽しみにしています」などとコメントした。

 2013年に中大を卒業した今井は、下部組織時代を過ごした大宮(当時J1)に入団。柏、松本を経て、19年からウェスタンUに加入した。右サイドバックが本職ながら、3バックの右でもプレーすることが出来る。

 町田は7日にDF菊池流帆が右膝骨軟骨損傷で全治12か月の離脱をすると発表した。菊池は188センチの長身とフィジカルを生かした空中戦の強さを武器に3バックの中央で存在感を放っており、リーグ戦8連勝にも大きく貢献。16日にアジア・チャンピオンズリーグエリートの初戦も迫る中、町田にとって大きな打撃となっていた。そんな中、ディフェンダーを緊急補強することになった。

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