日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。
南米予選は9日に各地で最終節が行われた。
すでにW杯行きを決めていたブラジルだが、標高4100メートルの高地エル・アルトで行われたボリビア戦に0-1で敗戦。前半アディショナルタイムのPKが決勝点となった。
ベネズエラが3-6でコロンビアに大敗した結果、大金星をあげたボリビアが逆転で7位に浮上し、大陸間プレーオフ行きをつかみ取った。
南米予選でW杯行きを決めたのは、アルゼンチン、ブラジル、エクアドル、コロンビア、パラグアイの6か国。8~10位のベネズエラ、ペルー、チリは敗退が決まった。
ブラジル紙『Globo』は、「ブラジル代表、史上最悪の成績でW杯予選を終える。5位に沈んだブラジルは勝点28、勝率51%。南米予選が現在の方式で行われるようになった1996年以降、ブラジルは勝点30を下回ったことがなかった。2002年W杯予選もブラジルは突破に苦戦したものの、最終的には韓国と日本で開催された大会で、5度目の優勝を果たした」と伝えている。
ブラジルとパラグアイは10月に来日して、日本代表と戦う。