テレビ大阪が11日、番組改編会見を大阪市中央区の同局で行い、ニュース番組「やさしいニュース」(平日・後5時)をリニューアルし、これまで固定していなかったメインキャスターに前田拓哉、ウーデンジェニファー里沙の両アナウンサーを起用すると発表した。新体制は今月29日から。

 大阪のローカルな経済ニュースも取り上げ、両アナが日替わりでフィールドキャスターとして現場の取材もこなす。大阪府出身の前田アナは「身の引き締まる思い。日本一汗をかくアナウンサーを目指したい」ときっぱり。ウーデンアナは「厳しい質問をしてもキツく聞こえない元テレ東の大江麻理子アナウンサーのようになりたい」と意気込んだ。

 テレビ大阪によると今期の番組改編のコンセプトは「イメチェン」。今月7日に結婚式を挙げたばかりの前田アナは「これまでは物腰の柔らかい人と言われる機会が多かったんですけど、これからは家庭を守る強さもこれから得ていきたいと思います」と“イメチェン”を宣言。ウーデンアナも「今月30歳になりますので、大人の女性になりたいなと思っています」と宣言した。

 番組セットもフルバーチャル化でイメチェンされる。杉原啓佑プロデューサーは「自虐じゃないですけど、他局と比べて狭いスタジオなので、演出に制限があり、VTR中心の構成になっていた。フルバーチャル化で演出面の自由度が増すことになる。スタジオは引き続き狭いが、2人の掛け合いで厚みを持たせていきたい」と自虐的に説明した。

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