◆ブンデスリーガ ▽第3節 レバークーゼン3―1フランクフルト(12日、バイ・アリーナ)

 日本代表MF堂安律(フランクフルト)は敵地で先発フル出場。6日のメキシコ戦で右WBで先発出場した堂安は7日、日本サッカー協会からクラブ事情のため代表チームを離脱することが発表されていた。

チームは1―3で敗れ、開幕3戦目で初黒星を喫した。

 試合は前半10分、DFグリマルドの直接FKが決まり、ユルマン新監督を迎えたレバークーゼンが先制した。前半アディショナルタイムには、FWテラがDFに倒され、PKを獲得すると、これを同4分にFWシックが決めて2―0リードで前半を折り返した。

 フランクフルト・堂安は後半6分、左サイドからのFKをDFコッホの頭に合わせるが、これはゴールの上へ外れた。だが1分後の7分、堂安の右CKを起点に、ゴール前で最後はMFジャン・ウズンが左足でダイレクトボレーをたたき込み、1点を返した。

 後半13分、ボールの奪い合いの際、堂安の左足首付近に深いタックルをする形となったレバークーゼンMFアンドリッヒが2枚目の警告を受け、退場処分に。さらに後半アディショナルタイム2分にはDFのE・フェルナンデスが2枚目の警告を受け、ホームチームは2人少ない状況となった。それでも後半AT8分、グリマルドがこの日自身2発目となる左足FKを直接ゴールに沈め、3―1で終了。堂安はフル出場も、チームのリーグ戦連勝は「2」でストップ。フランクフルトは次戦18日、欧州CLリーグフェーズ第1節でホームにガラタサライ(トルコ)を迎える。

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