俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第36話が21日に放送され、世帯平均視聴率7・4%を記録したことが22日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は12・6%でスタートした今作。

今回は前回の7・8%から0・4ポイント減。個人視聴率は4・3%だった。

 大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。

 第36話は「鸚鵡(おうむ)のけりは鴨(かも)」。定信(井上祐貴)は、蔦重(横浜流星)の出した新作の黄表紙に激怒し絶版を言い渡す。喜三二(尾美としのり)は筆を断つ決断をし、春町(岡山天音)は呼び出しにあうが……と展開した。

 今回は春町の悲しい最期が描かれたが、平賀源内の商売仲間だった平秩東作(木村了)も病となり、亡くなったことがナレーションで明かされた。ドラマ序盤から登場していたキャラクターでもあり、ネット上では「今日でラストだったなんて」「東作さんも春町先生もご卒業」「さよなら東作さん」「東作さんナレ死」「東作さん、ナレで終えられてしまった」「東作、退場」「源内先生が東作さんを迎えに来てあげたのかな」などの声が上がっていた。

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