◆大相撲秋場所10日目(23日、両国国技館)
8場所ぶりに幕内に戻ってきた東前頭16枚目・友風(中村)が西14枚目・朝紅龍(高砂)にはたき込みで敗れて6勝4敗。
立ち合いで朝紅龍が左に動いた時、友風は土俵に両手を付いた。
変化に対しては特別な感情はない。引きずることもないという「相手も必死だということですから。変化を食らってしまって、お客さんに申し訳ない気持ちでいっぱい」。気持ちはすでに11日目に向いていた。
今場所は2019年の名古屋場所(11勝4敗)以来、5年ぶりの幕内での勝ち越しも視野に入っている。「体調もいいですから頑張るだけです」と力強く言った。