関東学生陸上競技連盟(関東学連)は25日、順大が千葉・印西市のさくらキャンパス競技場で行っている主催競技会で、30年以上に渡ってハンマー投げの種目を非公認施設の投てき練習場で実施した上で、その記録をさくらキャンパス競技場で実施された公認記録として申請および報告していた「不適正行為」があったことを発表した。関東学連は、順大に対し、投てき種目だけではなく、10月1日から2年間、全種目において主催競技会の開催を禁止する処分を課した。

 1989年に不適正行為を開始し、2012年まで、これを継続した投てき種目の指導者に本連盟主催競技会への無期の参加(来場を含む)の禁止。2018年には不適正行為に気付き、その後、これを継続した投てき種目の指導者に本連盟主催競技会への1年6か月間の参加の禁止などの処分を決めた。

 今年4月には流通経大主催の競技会のハンマー投げで同様の不適正行為があり、処分が下されたばかりだった。

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