◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 9日間におよぶ熱戦の激戦は、閉会セレモニーが終わっても続いた。男子円盤投げ決勝は、予定の午後8時10分に競技は始まったものの、突然の大雨に見舞われ2人投げた時点で中断。

大柄な選手たちは1つの傘をシェアするなどして一度グラウンドから引き上げた。

 約2時間に再開した。しかしサークルは雨でぬれて滑りやすい状態でファウルする選手が続出。アップシューズで投げたり、靴にテーピングを巻いたり、シューズを脱ぎ靴下のまま投げたりと、各選手は必死に対策をして競技を続けた。

 サークル周辺は大量のタオルが持ち込まれ、1人投げるたびに10人近いスタッフがサークル内を拭き何とか環境を整えたが、転倒する選手も。閉会セレモニーが行われた後も競技は続いた。

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