◆世界陸上 第6日(18日、国立競技場)
女子走り高跳び予選で、競技中に寝袋で眠る姿が見られたことから、ディズニー映画の登場人物にちなみ「眠れる森の美女」と呼ばれるようになったマフチフ(ウクライナ)が出場。予選が始まると、空いたスペースにオレンジ色のマットを広げた。
最初の高さとなった1メートル83、続く1メートル88もスキップ。一度おもむろに起き上がり、微笑みながらストレッチをするところを見せて歓声が起こったが、まもなく再び眠りに戻った。チケットが完売した満員の国立競技場で、時折上がる大歓声にもお構いなしだった。
競技開始1時間後、雨が降る中で1メートル92で初めて登場して成功。余裕の笑顔を見せて拍手が起きた。