◆世界陸上 第4日(16日、国立競技場)
男子110メートル障害の決勝が行われ、村竹ラシッド(JAL)の激走にTBS系の生中継に出演した大会スペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二が大興奮した。
準決勝3組で2位、全体3位で決勝進出を決めた昨年のパリ五輪5位入賞の村竹は最後までメダル争いを展開も13秒18で5位。
村竹の表情を見届けた織田は「厳しいね~」とポツリ。「今回行けるかなと思ったけど、まだ23歳。いやあ、ほとんど差はないんですよね、5位までは。うわ~、もうちょっと。本当にちょっと」と言葉を絞り出した。
村竹のレース後の泣きながらの「何が足りなかったんだろうな?」というインタビューを見届けると拍手。「ヤバい…。もらい泣きしそうになっちゃったけど」とつぶやくと、「いやあ、いや、いや、本当にいい日本人がいましたね、ここに。いや~、大好きだぜ」と声を震わせると「一回、陸上を忘れるぐらい羽を伸ばして」と、ねぎらっていた。