◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)
男子走り高跳び予選が行われ、初出場の瀬古優斗(FAAS)は、2メートル25を一発クリア。各組上位12人が進出する16日の決勝に進んだ。
7月のナイトゲームズ(福井)で日本歴代2位タイとなる2メートル33の大ジャンプで優勝。東京世界陸上の参加標準記録(2メートル33)をクリアし、一躍注目を集めた27歳の新星。高校まで全国大会の出場経験がなかったが、22年の世界選手権出場を逃してから、多くのトップジャンパーを育ててきた福間博樹コーチに指導を仰ぎ、素質が開花した。
決勝は16日。勢いを味方に眼鏡ジャンパーが世界の頂きに挑む。