◆世界陸上 第1日(13日、国立競技場)

 「世陸」を誰よりも盛り上げる男の登場に、ネットも沸いた。

 男子35キロ競歩が終了した11時過ぎ、国立競技場のTBS中継席に大会スペシャルアンバサダーを務める俳優の織田裕二が現れた。

「ねぇ、始まっちゃいましたね。まだ夢みたい」と万感の思いを込めてトラックを見回し、満面の笑み。東京五輪は無観客で開催されただけに「やっと来たなぁって。これだけで半分うれしい」と感情をこらえるように話した。

 早くもX(旧ツイッター)では「#東京世界陸上」と共に「#織田裕二」のハッシュタグが急上昇。「世界陸上といえば織田裕二」「織田裕二を見るために世界陸上を見ているのかもしれない」「織田さんがいるから、より世界陸上観ようって思えるし、楽しめる」「やっぱ世界陸上は織田裕二とAll my treasuresよ 安心感が違うね」「笑顔が全く変わらん  気持ちが疲れてないんだと思う 織田裕二は稀有(けう)」と歓迎の声が続々と寄せられた。織田は1997年のアテネ大会から2022年オレゴン大会まで、13大会連続で世界陸上のメインキャスターを務めるなど、長く世界陸上にかかわっており、今大会でもスペシャルアンバサダーとして地元開催の大会を盛り上げることが期待される。

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