西岡良仁 10本のブレークポイントを活かせずフルセットで敗戦
9月12日、男子国別対抗戦「デビスカップ ファイナル予選2回戦 日本対ドイツ」(東京・有明/9月12~13日)第1日に西岡良仁(ミキハウス/世界ランク153位)が登場し、ヤン・レナード・ストルフ(ドイツ/同98位)に4-6,7-6(4),4-6で敗れ、日本に勝利をもたらすことはできなかった。
【動画】西岡良仁 フルセットの激闘の末に敗戦…ドイツが1勝目 試合終了の瞬間
14ヵ国が参加するファイナル予選2回戦は、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、先に3勝した国がイタリア・ボローニャで開催されるファイナル進出となる。
デビスカップで3度の優勝を誇るドイツとの一戦。初戦で西岡が登場し、先日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)で予選から出場しベスト16入りを果たしているストルフと対戦した。
第1セットは互いにチャンスなくサービスキープが続く拮抗した展開に。西岡は4-4の第9ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握ったが、ビッグサーブを放つストルフからあと1本が奪えない。直後の第10ゲームでリターンから攻撃され、ブレークを許して4-6でセットを失った。
第2セットも第1セット同様にサービスキープが続く。西岡は、度々チャンスを作るも勝負所でパワフルなサーブ、ストロークを放つストルフからブレークできない。それでももつれたタイブレークでは1-2から5連続ポイントで突き放して7-6(4)でセットを奪い返す。
挽回した西岡は、最終セットでミスを引き出してラリーの主導権を握る。しかし、セット終盤には再びストルフもしぶとさを見せ、リードを奪うことができない。4-4の第9ゲームをラブゲームで落としてしまって4-6。
試合を通して、西岡は10本のブレークポイントを握ったが、活かすことはできなかった。
第2試合では、望月慎太郎(木下グループ/同104位)がヤニック・ハンフマン(ドイツ/同135位)と対戦する。
<日本>
望月慎太郎(木下グループ/単:104位 複:440位)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:151位 複:897位)
西岡良仁(ミキハウス/単:153位 複:―)
坂本怜(IMG/単:189位 複:879位)
柚木武(イカイ/単:1625位 複:114位)
<ドイツ>
ヤン・レナード・ストルフ(単:98位 複:348位)
ヤニック・ハンフマン(単:135位 複:―)
ジャスティン・・エンゲル(単:219位 複:294位)
ケビン・クラビーツ(単:― 複:12位)
ティム・プッツ(単:― 複:13位)
【U-NEXTが独占生配信】
2025年から5年間にわたってATPツアーとのパートナーシップを締結したU-NEXTが、9月12日(金)~13日(土)の2日間に開催される「デビスカップ ファイナル予選2回戦 日本対ドイツ」を独占ライブ配信を行う。