TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は11日、日航国際線の機長が8月、乗務前日に飲酒してハワイ発の3便が遅れた問題で、国土交通省が10日に昨年から繰り返し飲酒事案が発生しており、同社の管理監督が不十分だったなどとして、厳重注意の行政指導としたことを報じた。
国交省で記者会見した鳥取三津子社長は「事態を重く受け止めている。
国交省は厳重注意の文書で機長の個人的な悪質性があったとする一方、「社員に安全意識が徹底されていない」と指摘。再発防止策を検討し、9月30日までに報告するよう求めた。
このニュースに総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは鳥取社長の「こんなコメントが注目が集まっています」と切り出し鳥取氏が会見で「(運航本部に)意見をするというのは難しくコミュニケーションをうまく取っていかなかった」と述べたことを伝えた。
この発言を安住アナは「運航本部というのは、パイロットとパイロットをバックアップする人たちの部署ということでJALにはパイロット2000人近くの方がいらっしゃるわけですが、ベテランパイロットに意見できない空気があるんじゃないか?と私たちも、やはり想像してしまいますよね?」と指摘し「ここは、社長、JALの本気度がうかがえる大きな問題です」と見解を示した。