◇カーリング ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦 第2日(12日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)
1次リーグ最終戦に臨んだロコ・ソラーレは、フォルティウスに6―7で敗れ、午前のSC軽井沢クラブ戦(4●5)に続き2連敗。一つ勝てば突破が決まっていたがまさかの連敗を喫し、スキップ・藤沢五月は「よかった点もあれば、反省点もある試合。
SC軽井沢ク戦では、後攻の藤沢の最終のドローショットが外れ敗戦。先攻だったフォルティウス戦はショットこそ決めたが、相手のスキップ・吉村紗也香の一投に軍配が上がった。「ラストショットを決め切れた部分ではポジティブな部分だけど、前の段階でスチールされたのがもったいないミスをしてしまった」。第8エンドで相手の石を残し、1点スチールされた場面を悔やんだ。
11日の2連勝から2連敗。敗退なら26年ミラノ・コルティナ五輪への可能性が消滅する大会で苦境に立った。ただ、前回北京五輪の代表決定戦では王手をかけられながら逆転での切符をつかむなど「私たちも無駄に、崖っぷちに追い込まれてきた訳ではないので」。今大会に向けては、タイブレークを含めた最大8試合を想定した合宿も敢行。チームメートとも「もうこれは、タイブレークだ! 想定通りだ!」と鼓舞し合ったという。
午後6時から始まるフォルティウス―SC軽井沢クの一戦でフォルティウスが勝てば、3チームが2勝2敗に。ドローショットチャレンジ(DSC)の順位から、2位、3位チームによるタイブレークが13日午前8時から行われる。