バレーボール男子 世界選手権(13日、フィリピン・マニラ)

 1次リーグが始まり、世界ランク5位の日本は初戦で同16位のトルコと対戦する。

 7月のネーションズリーグでは、準々決勝で強敵・ポーランドに敗れ、ベスト8だった。

世界選手権前の壮行試合では、高さのあるブルガリアに2勝、前回大会覇者のイタリアには2敗し、自信と課題を手に本大会に臨む。

 2028年ロサンゼルス五輪のメダル獲得を見据える日本男子。主将の石川祐希(ペルージャ)は「(新チームが)スタートしたときから、世界選手権では表彰台に立つという目標を掲げてきた。1シーズンやってきた成果を出す場所」と意気込み。1974年大会の銅以来、51年ぶりの表彰台入りに挑む。

 トルコとは、過去の対戦で3勝2敗。初戦から難敵に勝って勢いに乗りたいところだ。1次リーグ第2戦は15日に同11位カナダ、第3戦は同75位リビアとの対戦が控える。

 ◇男子のバレーボール世界選手権 1949年に初開催され、日本は60年大会から参加し、70年、74年に銅メダル。これまでは4年に1度行われてきたが、今年から隔年開催。32チームがA~Hの8組に分かれて、総当たりの1次リーグ(L)を行い、各組上位2チームがノックアウト方式で行われる決勝大会に進む。2次Lは20日~23日、24~25日に準々決勝、27日に準決勝、28日に決勝を行う。

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