バレーボール女子VリーグKUROBEの元監督、丸山貴也(まるやま・たかなり)さんが21日午前、がんのため亡くなった。63歳だった。
丸山さんは、筑波大バレー部時代に、日立のコーチに就任。由美さんが小田急の監督に就いた86年に結婚。その後、小田急、KUROBEなどの監督を歴任、KUROBEでは先に次女・紗季(現在はビーチバレー選手)が入団しており、親子で師弟関係となった。
23年からは関東大学リーグ2部・江戸川大学の指揮を執り、由美さんがコーチを務めていた。この日、江戸川大は都留文科大との試合を3―1で勝利。コーチで日立の選手だった横野(旧姓・永富)有紀コーチは「相性のよくない相手だったんですが、丸山さんが指導した夏場の練習が生きた結果だと思います」としみじみ。試合後に丸山さんのことを伝えると、選手たちは号泣したという。
由美さんは、スポーツ報知の取材に「バレー界でいくつものチームでよく頑張ってくれたと思います。