オリックスのルイス・ペルドモ投手(32)が26日、大阪・関西万博で開催されたドミニカ共和国による特別イベント「超・つながるホームラン~オリックス・バファローズと共に、野球を通じてドミニカ共和国を世界につなぐ~」に出演した。
同国出身のペルドモは23年にロッテに加入し、24年からはオリックスでプレー。
歓迎式典では「日本の皆様の野球への情熱は、ドミニカ共和国人が持っている情熱と非常に似ていると思います。野球というのは、世界をつなぐ橋であるということを示している」とあいさつ。続けて「若い人たちにお伝えしたいことがあります。信念を持って努力をして、頑張れば、夢はかないます。全てかなうのです。そして、まさに私がその証明です。夢というものに国境はありません。ありがとうございます。ぜひ、野球を楽しんでください」と熱く語ると、夢洲に詰めかけたオリックスファンからは盛大な拍手が送られた。
その後は、幼少の頃から親しんだペットボトルのキャップを使うミニ野球の「ビティージャ」を14年ぶりに実演。最後はエドワルド・ペレス駐日大使、球団マスコットのバファローブル&ベルとともにドミニカ共和国のパビリオンを訪問し、ファンとの交流を楽しんだ。
「多くの人々に会えて、とても楽しく過ごすことができた。日本は私にチャンスをくれて、今ここに来させてくれているので、うれしく思っています」と総括。チームが2年ぶりのCS進出を目前に控えるなか「私にパワーをくれた。もちろん、いつも日本一になりたいと思うけど、とにかく自分のベストを尽くす」とフル回転を誓った。