大相撲秋場所12日目(25日・両国国技館)

 東前頭11枚目・正代(時津風)は、同17枚目・竜電(高田川)に寄り切られ、3敗に後退した。過去10勝3敗の相手に終始劣勢となり、土俵を割った。

 元大関らしさを前日の新小結・安青錦(安治川)戦で見せつけた。低い姿勢の相手に左をおっつけ、右を差し、そのまま体を預けるように出て行き、白星をつかみ、5年前の秋場所以来の優勝の期待が高まった。だが、この日は思うように動けず、賜杯が遠のいた。

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