◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 第2日(27日、宮城・利府GC=6590ヤード、パー72、報知新聞社後援)
第2ラウンドが行われ、吉本ここね(不二サッシ)が3バーディー、4ボギーの73で回り、通算4アンダーで首位を守った。神谷そら(郵船ロジスティクス)、工藤遥加(加賀電子)、後藤未有(大東建託)、穴井詩(ゴルフ5)、三ヶ島かな(ランテック)、の6人がトップに並んで最終日を迎えるのは、1995年大王製紙エリエール女子オープン、2011年ニトリレディスに並ぶツアー史上最多。
プロ8年目の吉本が悲願の初優勝を視界に捉えた。最終18番パー5で残り105ヤードの第3打をピッチングウェッジで40センチにからめバーディー締め。「風が強くて前半も後半もけっこう苦しかったけど、最後は少し風がおさまっていた。チャンスにつけられてよかった」と笑顔で振り返った。
前週の住友生命レディス東海クラシックで自己最高の6位フィニッシュ。ダンロップと用具契約を結ぶ北海道出身の25歳は、いい流れでホステス大会を迎えた。「ずっとお世話になっているので、ダンロップさんに結果で恩返ししたいというのはすごくある。ベストを尽くすだけ」。最後の18ホールも、自分のゴルフに集中する。