◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 第2日(27日、宮城・利府GC=6590ヤード、パー72、報知新聞社後援)
第2ラウンドが行われ、トップと1打差の6位で出た葭葉ルミ(富士住建)は15番パー3での6オン1パットの「7」が響いて76。通算イーブンパーの18位に後退した。
3連続バーディーで4アンダーにスコアを戻し、2位で迎えた15番で、悪夢に見舞われた。5番アイアンでのティーショットは傾斜を転がり左の池に消えた。ドロップゾーンからの9番アイアンを握った第3打も、一度はグリーンを捉えたが、再び池に転がり落ちた。「まさか(第3打の)2球目が入るとは思わなかったけど、しょうがない。入っちゃったから。クラブの番手で悩んだ。そこは練習不足。あとはいいプレーができていた。悔いはない」と振り返った。
強風が吹き、グリーンの硬さは増した。難しいコンディションのなか、7番までに4つスコアを落としながら食らいついた。「前半流れがよくなくて、なんとか盛り返した。
第1ラウンド後に、8月に結婚していたことを明かしたばかり。相手は中学時代の同級生の一般男性で、1年半の交際を経てのゴールインだった。「朝からいろんな人にお祝いの言葉を言ってもらえてうれしかった」と笑顔で感謝した。「予選は通ったのでよかった。明日はいい終わり方ができるように頑張ります」。明るく前を向き、最終日を迎える。