◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(28日、大阪・泉ヶ丘CC=6993ヤード、パー71)
最終ラウンドが行われ、木下稜介(AKRacing)が自身ツアー初のホールインワンを達成した。大会を特別協賛するパナソニックから賞金30万円が贈られた。
木下は6番パー3(実測185ヤード)で第1打を8アイアンでショット。打球はピン手前1メートルに落ち、転がってカップインし「入った瞬間は『おぉ~』っという感じ。すごくうれしい。感触はすごい良かった。最高の結果になった」と喜んだ。詳細なデータが残る1985年以降では、ツアー史上662例目。自身ツアー初、プライベートを含めれば「人生7回目」の達成となった。
28位で出た最終日は「ホールインワンから勢いづいていいプレーができた」。前半で4つ伸ばし、後半の17番こそボギーを打ったが、64のビッグスコアをたたき出した。奈良県出身の34歳は通算16アンダーに伸ばし、6月のミズノオープン以来のトップ10入り。「地元の関西でたくさんの方が応援に来てくださった。皆さんのために最後の意地を見せようとプレーできた。