◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(28日、大阪・泉ヶ丘CC=6993ヤード、パー71)

 プロ9年目の勝俣陵(ロピア)が単独首位で出て1イーグル、4バーディー、4ボギーの69で回り、通算20アンダーで初優勝を飾った。優勝賞金2000万円を獲得した。

 16番パー4(331ヤード)で第2打のアプローチが直接カップインし、イーグルを奪取。22アンダーに伸ばし、19アンダーでホールアウトしていた小木曽喬(フロンティアの介護)に3打差をつけた。15番、16番で約1メートルのパットを外して連続ボギーをたたいたが、最後は逃げ切った。ツアー仲間からウォーターシャワーを浴び、うれし涙を流した。

 勝俣は表彰式で「優勝することがこんなにうれしいのかなという風に思います。正直、頭の中が真っ白で何を話そうか分からない状況になっていますが、たくさんのギャラリーの皆様の応援のおかげで、やりぬくことができました。この1勝で満足せず、2勝目、3勝目を飾れるような、応援していただけるような選手になります」とあいさつした。

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