優勝決定戦で大の里が豊昇龍に勝ち、２場所ぶり５度目の優勝　本割で豊昇龍に敗れるも決定戦で勝利
優勝決定戦で、寄り倒しで豊昇龍を破り優勝を決めた大の里が土俵上で仁王立ち（カメラ・今西　淳） 画像（1枚）

◆大相撲秋場所千秋楽（２８日・両国国技館）

　横綱・大の里（二所ノ関）が優勝決定戦で、横綱・豊昇龍（立浪）を寄り倒し、２場所ぶり５度目の優勝を果たした。物言いがついたが、軍配通り、大の里の勝利となった。

本割での両者の直接対決は、２敗で追う豊昇龍が、１敗で単独首位の大の里を押し出し、ともに１３勝２敗で並んだ。

　関脇・若隆景（荒汐）は、は、東前頭７枚目・隆の勝（常盤山）に押し出され、６勝９敗となった。隆の勝は１２勝３敗。

　関脇・霧島（音羽山）は、小結・高安（田子ノ浦）に突き落とされ、６勝９敗。高安は７勝８敗。

　新小結・安青錦（安治川）は、西前頭４枚目・若元春（荒汐）に寄り切られて敗れた。新入幕以来４場所連続１１勝となった。

編集部おすすめ