秋元康氏プロデュースの昭和歌謡グループ「SHOW―WA&MATSURI」が1日、東京・浅草東洋館で漫才協会主催の「漫才大行進」にゲスト出演した。

 同協会で活動するお笑いコンビナイツ」がパーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組「ナイツ ザ ラジオショー」にMATSURIの松岡卓弥と小野寺翼がゲスト出演したことを機にコラボステージが実現。

ビートたけしの小説「浅草キッド」で登場する劇場としても知られる同所で新曲「アガベの花」など4曲を歌唱し、小野寺は「歴史あるステージに立てて光栄です」と笑みをこぼした。

 公演内では、自身以外にも漫才協会所属のお笑い芸人がネタを披露。柳田優樹は「いつもより笑い声がよく聞こえる」と目を丸くした。

 ただ、東洋館の舞台上は土足厳禁。初めて靴下でのパフォーマンスが強いられ、松岡は「いつもは5、6センチの靴を履いている。身長が低いからバレるのが嫌です」と苦笑いした。

 客席にはSHOW―WA&MATSURIのファンも多く訪れていたことから、同協会の会長でもあるナイツの塙宣之は「今までこんなことなかった。これを機に東洋館に新しいお客さんが来てほしいです」と前のめり。いつもに増して大きな声援が会場を包み「活気があって芸人も楽しくできた。本当にありがたいです」と感謝した。

 SHOW―WA&MATSURIの12人は漫才にも興味があるようで、柳田は「ネタを考えていただきたいです」とおねだり。塙も「またゲストで来ていただいて、次は漫才もやっていただきたい」と再タッグを待ち望んでいた。

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