◆米大リーグ・ワイルドカードシーズ第2戦 カブス―パドレス(1日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
カブスの今永昇太投手が1日(日本時間2日)、パドレスとのワイルドカード第2戦の2回から2番手として渡米2年目でポストシーズン初登板。4イニングを3安打2失点で5回で降板した。
パドレス1点リードで登板した2回からマウンドに上がった今永。4回まではピンチもありながら無失点に抑えていたが5回、1アウトからタティスに四球、続くアラエスの送りバントで迎えた2死二塁で、第1戦から安打の出ていなかったマチャドに投げた初球のスプリットが甘く入った。打球は左翼席中段に飛び込む2ラン。打たれた瞬間、今永は呆然と打球の行方を見送るだけだった。
今永は2回は3者凡退。3回は先頭のフェルミンに左翼線二塁打を許したが、パドレスが誇る上位打線のタティスを直球で右飛、アラエスをスプリットで二ゴロ、3番マチャドも直球で右飛に抑え込んだ。
4回も先頭打者を歩かせ1死一、二塁のピンチも代打イグレシアスをシンカーで中直、クロネンワースは直球で遊ゴロ。
5回は前の打席で二塁打を許したフェルミンをスプリットで3球三振にしのいでいた直後からの2失点だった。