◆米大リーグ・ワイルドカードシーズ第2戦 カブス―パドレス(1日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 パドレスの右腕メイソン・ミラー投手が1日(日本時間2日)、カブスとのワイルドカードシリーズ第2戦の7回にポストシーズン最速記録となる168・1キロの速球を披露し、カブスの6人の打者から5三振奪った。

 3点リードでマウンドに上がったミラー。

好調の鈴木誠也に対してスライダーで2ストライクに追い込み、最後はフルカウントから内角高めに102・7マイル(約165・2キロ)。選べばボールだったが、鈴木はスピードにつられたか空振り三振。続くスミスへの3球目は最速104・5マイル、換算すると168・1キロの剛速球で見逃し三振。このスピードは速度記録が残る2008年以降、2010年レッズ時代のチャプマン(現レッドソックス)の104・2マイル(約167・7キロ)を抜くポストシーズン最速記録となった。

 その後もミラーはクローアームストロングを見逃し三振。続投した8回も2者連続三振でブッシュへの死球で第1戦から8人連続三振でストップした。

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