お笑いコンビ「コットン」が2日に公式YouTubeチャンネルを更新し、今年の漫才頂上決戦「M―1グランプリ2025」の不参加を表明した。
「M―1グランプリ2025について」と題した動画をアップ。
その理由について、西村は「単純に、キツイです。もうね、きょんさん」と言うと、隣のきょんは笑いながら「そうね」とうなずいた。西村は話を続け「今年はですね、やっぱり、ダブルインパクトの決勝にも残らせてもらって。そこでも予選から漫才とか色々やったんですけど。ちょっともうね、尽きてます、ハイ。っていう理由が一番ですよね」と語った。きょんは「そうだね。純粋に、あの…いつもM―1出てた時ってさ、キングオブコントが終わって『さぁM―1取り掛かるぞ!』って動いてたけどさ。やっぱり、1年間たたき上げてきた漫才師さんには勝てないもんね」と話した。
コットンは今年7月に決勝が行われた新たなお笑い賞レース「ダブルインパクト」に参加。
きょんも「まあ、いいんじゃない」と同意する。2年前も同様の理由でM―1グランプリに参加しておらず、きょんは「てか別に、全部に出る必要、正直ないと思うよ、俺」。西村は「マジでロングコートダディのせい!いい加減にしてください、ロングさん!」と言うと、きょんは爆笑しながら「堂前休め!」と叫び「てか堂前休んだうえでしっかり決勝行ってる。すごすぎる…」と嘆く。西村は「ああいう天才はちょっと置いとこう」と苦笑し「世間は、ロングコートダディさんが当たり前だと思わないでください」とカメラに向かって呼びかけた。
西村は「ということで、我々は残りのM―1は2回になりました。2026、2027しか出られないですけど。そこはちょっとなんとか頑張りたいというのと、その時の我々の気分というか」。きょんも「そうだね、心境というか」とうなずく。西村は「主軸は絶対コントなので、キングオブコントが一番で。そこから一年でいいネタが生まれて磨ければ、他の大会も出たいなって感じかな」と今後について語った。
そして西村は「2025年の賞レースは以上ということで」と言うと、きょんは「いやぁ、楽しみです。今から誰が行くのか」とワクワク。西村は「ここからはファンだもんね」と笑った。きょんは「俺、初めてだけど(M―1の)3回戦とか見に行っちゃおうかな。そのくらい、みんなのバチバチしてる姿も好きなので」と、いちファンとして楽しみにしているようだ。
コットンは改名前の「ラフレクラン」時代も含めて、M―1グランプリでは準々決勝に計7回進出している。