女優の菊川怜が2日、都内で主演映画「種まく旅人~醪(もろみ)のささやき~」(10日公開、篠原哲雄監督)の公開記念イベントに出席した。

 日本の第一次産業を応援する「種まく旅人」シリーズの5作目。

日本酒造りが行われる兵庫・淡路島を舞台に、菊川は日本酒を愛する農林水産省官僚・神崎理恵を演じた。

 MCを務めた日本酒きき酒師の漫才師・にほんしゅが菊川の美しさに「酒米だったら35%くらいですね。大吟醸です」と見惚れていると、菊川は「酒米に例えられたのは初めてです」と笑った。

 8日後に公開を控え「もうすぐ。一生懸命みんなで作り上げた作品が見てもらえるのは感慨深い」。15年ぶりの映画出演にも「観客の皆さんの前に立って緊張とかプレッシャーもありつつ、楽しんでいただけたらこの上ない幸せ」と喜んだ。

 作品のヒットを祈願し、鏡開きを行った後、撮影中に飲めなかった日本酒で乾杯。「何を言っているのか分からなくなってきた」とほろ酔い状態で、映画の魅力などを語った。

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