◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(4日・マツダスタジアム)

 広島は、今季限りで退団する田中広輔内野手、松山竜平外野手を出場選手登録した。今季最終戦で田中はスタメン、松山は代打での出場を予定する。

来季構想外となって現役引退を決断した上本崇司内野手も登録された。

 16~18年のリーグ3連覇に貢献した田中と松山に対し、新井監督は「彼らがいなかったら優勝もなかったと思う。自分も現役時代に一緒にやっているし、たくさんの思い出もある。これでカープのユニホームを着てプレーするということは最後になる。ファンの方も一目見たいと思っていると思う」と“花道”を用意する考えを明かしていた。

 その他、CS進出が完全消滅した後の9月22日に抹消されていた菊池も登録された。3連覇時、田中、菊池は、巨人・丸を含めた同学年で「タナキクマル」トリオとして打線をけん引。7月11日の抹消後は2軍調整を続けてきた堂林も1軍に合流した。

 代わりに3日にプロ初先発で5回途中5失点だった斉藤と内田、前川、佐藤啓の若手内野手3人が抹消となった。

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