◆バスケットボールB1リーグ▽第1節 京都94(23―15、24―18、26―31、21―21)85富山(4日・京都市体育館)

 新体制となった京都が、ホームで富山を振り切り、白星発進した。

 今季より伊佐勉ヘッドコーチ(HC)が就任し、同HCの下でプレーした経験があるSG渡辺竜之佑、PG小川麻斗らが新加入した京都。

同HCが掲げる攻撃重視のバスケットを試合開始から遂行した。

 第2クオーター(Q)までの前半を終え、47―33とリード。後半、富山の猛反撃を受け、最終の第4Q途中には73―70と3点差に詰め寄られたが、そこからダブルキャプテンのセンターのチャールズ・ジャクソン、SG前田悟がけん引。次々と得点を挙げ、引き離した。この日、両主将で38得点。94―85で勝利した。

 昨季は西地区3位でチャンピオンシップ(CS)進出を逃した。昨季まで3シーズン率いたロイ・ラナ前HCの守備重視のバスケットから、大きく転換。「目標は日本一。アップテンポなバスケットを突き詰めていきたい」と意気込む伊佐HCの下、8季ぶりCS進出と初の日本一へ突き進む。

 ◇京都ハンナリーズ(KYOTO HANNARYZ) 2008年7月創設。クラブ名は京ことば「はんなり」(華やかで上品さと気品も兼ね備えているさま)から命名された。

チームカラーは花浅葱色(はなあさぎいろ、鮮やかな青緑色)。ホームタウンは京都府下26市町村。ホームアリーナは京都市体育館。

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