横綱・豊昇龍(立浪)が4日、秋場所の優勝決定戦を前に、右手人さし指を脱臼していたことを明かした。千秋楽の本割では立ち合いのもろ手で、大の里(二所ノ関)を一方的に押し出して決定戦に持ち込んだが、その取組で負傷。

「脱臼したまま2番目を取った。これを言うと言い訳になってしまうけれど。今も腫れている」と話した。

 この日は元大関・貴景勝の湊川親方の断髪式で、はさみを入れ「何番もやってきて、ライバル意識があった。第二の人生も頑張ってほしい」とエールを送った。

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